STEALING

Stealing(窃盗)

▼ 概要 ▼

 君はシーフ(Thief)って職業を知ってるかな? シーフっていうのは、己の腕前だけで相手のお荷物を頂くことで生き延びていく、光でも闇でもない灰色の世界に住まう存在。 でも、いくら物を盗るって言っても、暴力を振るって相手の荷物を奪い取るような奴らとは一緒にしないで欲しいな、そういう奴らはロバー(Robber)って呼ばれてるんだ。 シーフってのは、静かに、そしてクールに仕事をまっとうする誇り高き職業なんだ(まぁ、世間的には悪名の方が高かったりするんだけどね・・・)。

 まさに、そのシーフに必須のスキルがこのStealing(窃盗)、相手に一切気づかれないままお荷物を頂いちゃうスキルだ。 もちろん失敗すれば相手に気付かれちゃうし、手元が狂って盗ることすらできない場合だってある。 だけどあたいくらいのシーフになればそんなことはほとんど無いかな? 今まであたいは狙った獲物は必ずゲットしてきたんだ。 でも、なにも、盗みをはたらく対象は人様だけぢゃなくて、街のお店にある箱なんかからも盗み出すことが出来るし、モンスターからだって物を盗むことが出来るんだ。 でも、このStealingスキルは、ただ物を盗むだけが全てっていうわけぢゃないんだよ。 シーフであるあたいは、如何に相手に気付かれないように仕事をするかということを考えながら、日々人様から物を頂いている。 だって、現場を押さえられちゃったらあたい達は問答無用で灰色の世界に旅立つことになっちゃうからね。 相手に如何に気付かれないようにするか、如何に迅速に終らせるか、そんな全てを含めてStealingスキルなんだ。 そして、何より、あたいはこのスキルを使って君達の心だって盗み出すことが出来るんだ、あたいに盗めないものなんて何もないんだから!

▼ 使用方法 ▼

 物を盗む方法にも、時と場合によって大きく2つの方法を使い分けるんだ。 あたいはそれらを「セレクトスティール」と「ランダムスティール」って呼んでるのね。 この2つの盗み方はそれぞれこんな感じなんだ。

 セレクトスティールっていうのは、あらかじめ狙いをつけた物を盗む方法なの。 いくら人様から物を盗むっていっても、何でもかんでも盗んぢゃうのは、お世辞にもクールとは言えないよね。 あたいは自分の生きている証を残すために盗みをやっているから、「これだっ!」って物に狙いをつけて盗みをするんだ、相手があたいの名前を一発で覚えてくれるような物をね。 このセレクトスティールは、まずSnooping(物色)スキルを使ってどのアイテムを盗むかを決定するでしょ? そして狙いを定めてから、Stealingスキルでそのターゲットを盗んぢゃうんだ。 よっぽどのことが無い限り、あたいはこのセレクトスティールで盗みをするよ。

セレクトスティールは、Stealingスキルを使用した後にターゲットカーソルで盗みたいアイテムを指定する。

 ランダムスティールっていうのは、手当たり次第に物を盗む方法だね。 何も考えずに、手に触れたものをそのまま盗むっていうのは・・・ちょっとあたいは好きぢゃないんだ。 でも、このランダムスティールが必要になる時だってあるんだ、例えばジャイアントビートルやモンスターから物を盗る時なんかだね。 これらの生物(つまり荷物を覗くことが出来ない生物)の場合は手当たり次第で盗るしかないわけ。 使い方は、Stealingスキルで対象を盗む対象(人とか動物とかモンスター)を指定するだけなんだけど、よっぽどのことが無い限りあたいは使わないし、みんなにも使って欲しくないな。

ランダムスティールは、Stealingスキルを使用した後にターゲットカーソルで盗みたい対象を指定する。

 あたい達シーフのお仕事って大体そうなんだけど、定常的な手順なんてものは無くて、いつも時と場合によって使い分けなくちゃいけない。 それこそ、自分の体にその感覚を刻み込んでいかないとダメなんだ。 それが経験ってやつだね。 そうそう、それと、盗みは連続してそう何回も行うことはできないから注意してね(スキル遅延:10秒)。 相手の動きや、周りの人の動きを読みながら「今だっ!」っていうタイミングを掴まないといけないから、どうしても時間はかかり気味になっちゃうの。 あと、盗みを行う場合はただ物を盗むだけぢゃ無くて、最低でも次の事くらいは気にしなくちゃいけないよ。

  • 盗むターゲットは重過ぎたりしない?

     いくら熟練のシーフでも盗めないものは盗めない。 保険済みのものなんかは保険という魔法の力によって盗めないけど、重過ぎる物なんかも物理的に無理だからね。 自分の腕前は自分が一番知っていると思うから、盗むブツを決めるときに物理的に盗めるかどうか、失敗しちゃう確率はどれくらいかを確認してね(盗める重さの上限は「現在のスキル値÷10」になり、重ければ重いほど難易度が上昇します。また重さ0の物や袋類は盗めません)
  • 周りの人の視線は大丈夫?

     盗みという行為にどんな夢を託していたとしても、所詮は犯罪行為に過ぎない。 だから、盗みの現場を押さえられちゃったら一発でアウトだ。 例え盗まれた本人が気付いていなくても、その周りの人が気付いちゃう事だってある。 だから、盗みを行う前には、周りの人の視線が無いことを確認してからぢゃないとダメなんだ。 冒険者(PCキャラ)は意外と寛大っていうか感覚がずれてるのか、盗み行為を見つけてもガード様を呼ばないことがあるけど、一般の住民(NPCキャラ)の人は必ずガード様を呼ぶから要注意だよ。 自分の腕前にまだ自信がない場合は、人が近くにいる時は様子を見て盗みは控えるってことだね(NPCキャラを中心に6マス先までがガードを呼べる範囲らしいです)
  • 盗んだ後はどっちに逃げる?

     盗みが成功したにせよ失敗したにせよ、現場に留まっておくのはとっても危険。 盗みを行った後は一刻も早くその場から離れなくちゃいけない。 だけど、あらかじめどのルートを使って逃げるかを頭に入れておかないと、いざっていうときにパニックになって逃げ切れなっちゃうよ。 何も考えないで逃げて、袋小路なんかにつかまっちゃった日には目も当てられないからね。 そういった事態を起こさないようにするには、やっぱり逃げるルートを事前に考えておくことと、地形を覚えておくことだね。 地形さえ頭に入っていれば、いざというときも自然とどちらに逃げるべきかって判断できるはずだよ。 お蔭様で、あたいはこのブリタニアを地図なしで闊歩できるようになったんだ。
  • 貴重品は持ってない?

     どんなに簡単なターゲットでも必ず成功するとは限らない。 恥ずかしい話だけど、あたいも「何でこんな簡単なもので失敗するの?」って経験が意外と多い・・・、世の中何が起こるかホントにわかんないね。 もしあたい達がガード様にやられちゃうと、あたい達の持ち物はその場に晒される。 犯罪者の荷物まで保障してくれるなんてやさしい世界ぢゃないもんね。 だから、例えどんなに簡単なお仕事だとしても、無くして困るようなものは持ち歩かないことだね。 「ミイラ取りがミイラになる」なんて、恥ずかしくて死んでも避けたいところだよ。
  • 両手は自由になってる?

     ターゲットのチェックも、逃げるルートも、周りの視線もOKだからさっそくお仕事を!ってなっても、手に何か持ってるような状態ぢゃ、当然のことながら盗みは行えないよ。 物を持った状態で盗みが行えるほど、盗みっていうのは簡単なことぢゃないからね。 盗みを行う最後のチェックに、自分の手が自由になってることを確認してね。 こんなことあるわけないとか思いがちだけど、周りに気を遣うことが多いから意外と忘れがちなことなんだ、「灯台下暗し」ってやつだね。

 気をつけなくちゃいけないことは、だいたいこれくらいかな? 結構気をつけなくちゃいけないことがあるけど心配する必要はないよ、こんなの場数を踏んでいけば嫌でも体が覚えて自然とできるようになるから。 だって、あたい達は命と引き換えに仕事をしてるわけだから、身に付かないはずが無いんだもん。

▼ 訓練方法 ▼

 Stealingスキルは、その場その場の状況で使い方なんかが変わってくるけど、それは人様を相手にした実践で求められるもの。 その実践のいざっていう時に、自分の思い通りに盗みが出来るかどうかは、日々の地道な訓練をしてるかどうかになると思うのね。 その為には常日頃から色々なパターンを考えながら盗みの練習をするのが一番だと思うな。 だけど、いきなり人様を相手にするっていうのも結構無謀だと思うから、次みたいな基礎と模擬の2ステップで訓練すれば良いと思うよ。

  • 基礎訓練 (スキル値0~30くらいまで)

     最初は盗みの基礎をしっかり身につける必要があるのね。 もし君にお金の余裕があるんだったら、シーフギルドのギルドマスターに教えてもらうといいと思う(勿論、お金という代価が必要だけどね)。 でも、好んでこの世界に足を踏み入れる人なんていないと思うの、あたいもそうだけど何かしらの理由があってシーフになる訳で、今日を生き抜いていくので精一杯だと思うのね。 そういう人には、Pickpockets Dipっていう盗み練習用のダミー人形がおすすめかな? この人形を使っての練習だけで一人前になるのは難しいけど、盗みの基礎くらいはきっちり会得出来るはずだよ(Pickpockets Dipを使用して上昇できるスキルの上限は25.0まで)。 でも、この人形はシーフギルドが固定の場所にないように、一般の(いわゆるPublicな)建物には設置されていないんだ。 だから、この人形で練習するには、まずこの人形が設置されている家なんかを見つけなくちゃいけない。 あたいの家にはちゃんと設置してある(どんなに馴れても基礎の訓練は怠らないんだ)から、見つからないようだったらどうぞ。

    基礎訓練では、Pickpockets Dipを使用してスキルを身に付ける。
  • 模擬訓練 (スキル値30くらい~120まで)

     シーフギルドマスターに教えてもらったり、練習用のダミー人形で基礎が会得できたなら、次のステップとして模擬訓練がいいと思うよ。 いくら盗みの基礎を覚えたって、やっぱりいきなり他の人様から盗みが成功するほど甘くないからね。 模擬訓練として使用するのに適しているのが、荷ラマや荷ウマといった動物たちなの。 どうやって訓練するかっていうと、彼らに自分の腕前に見合ったもの(「現在のスキル値÷10」の重さのアイテムが適切)を持たせておいて盗んでいくんだ。 例え相手が動物でもダミー人形の時とは違った難しさがあるはずなんだ。 後は、ひたすら自分の腕前に見合ったものを延々と盗んでいくのみかな? 結構地道な訓練だけど、こういった経験が実際のお仕事のいざっていう時に発揮されるはずだから、是非とも頑張って訓練してね。

    模擬訓練では、荷ラマなどに詰めたアイテムをひたすら盗み続ける。
  • 実践 (スキル上げ終了後以降)

     模擬訓練でも、やっぱり実際に人様から物を盗むわけぢゃないから限界はあるね。 だから、模擬訓練なんかでそれなりの実力が付いたら、意を決して実践に移ってみてもいいかもね。 あたいも経験したけど、練習で盗むのと人様から実際に盗むのぢゃ、その重みが全然違うんだ。 あたいは今までのそんなお仕事から、今回君に話したようないくつかの経験を学んだんだ。 今回話したことはあたいが経験したことだし、これが全てだ何て思っていないし、正しいとも思っていない。 仕事の仕方なんて人それぞれにあるだろうし、それに、あたいだってまだまだ自分の腕前が完璧だとは思わないからね。 だから、君も、実践を通じて何かを身につけていって欲しいな。

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